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依頼が来たので久々に本家のHitboxを改造してみる

あのウメハラ・ときど・カワノも使ってる本家Hitboxですが定価約4万というプライスなのになんと現行ハードのPS5に対応していないという残念な欠点があります。

今回はそれを解決していきます。

現在、PS5で使えるようにする方法は3つあります。

①コンバーターを使う
7000円ほどのコンバーターを購入し本体とケーブルの間に取り付けることでお手軽に使えるようになります。しかし持ち歩く手間や置き忘れて無くす危険が発生するのが個人的には欠点に感じてます。他のコントローラーにも使いまわせるのは大きな利点ですが。

②基板ごと変えちゃう
P5 Plus(1万円)かUFB Fusion(1万5千円)を使うことで対応させることができますが取り付けに手間がかかるのと基板代も結構かさむ。
参考⇛

③UFB-UP5を取り付ける
このお手軽?KITを取り付けるだけでPS5で使えるようになります。
他のPS5非対応コントローラーではこの方法が使えないのですが、なんと本家Hitboxは大人の事情で使えるんです!
今回はこれを解説していきます。

専用ネタとなるとキャラ限コンボみたいな感じがしてワクワクしますね。

導入前準備
UP5を購入する前にHitboxの基板バージョンを確認しましょう。(方法は後述)
Hitboxは機能向上のためのマイナーチェンジを不定期に実施していて2023年7月以降に出荷されたモデルにしかUP5を取り付ける機構が備わっていません。最近買った人は大丈夫。中古で買った人とか時期が怪しいものを持っている人は裏蓋を空けてチェック。非対応なのにUP5買ったらドブ銭です。非対応基板だったら最新のに買い替えて③にチャレンジするか、諦めて①か②を選ぶ形になります。

取り付け方法
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購入してきたUP5を準備。箱の中にはバラされた状態で入っていますがプラグを差し込むだけで上記画像のように簡単に組み立てれます。
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基板に取り付ける必要があるのでHitboxを軽く分解します。
背面6箇所にあるネジをプラスドライバーで取ります。
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すると蓋が取れるので中身にアクセスできます。緑色の基板を見てバージョンを確認できます。
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基板左下にUP5と書いてあり白いソケット(受け口)が付いてる基板だったらUP5を取付可能です。
UP5から伸びてる5pinのプラグをソケットへ差し込みましょう。
そして、その隣に5VとGNDと書かれた2つの穴が見えると思いますが、ここは出荷時期によってはネジ止めで配線を固定できるブロックが付いています。
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ついてる人はラッキー。左側の5VにUP5から出てる赤線を差し込んで、となりのGNDには黒線を差し込んでネジを締めて簡単にセットできます。
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ついてない人は半田ゴテが必要になります。
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半田で固定したらプラプラしてるUP5本体(黒いやつ)をどっかに固定しましょう
ちょうど良くアース線みたいなよくわからん緑色の線が固定されている柱があったので、ちょっと取り外して下に滑り込ませて画像のように重ねて取り付ける感じにしてみました。

全ての作業が上手くいけばPS5で接続後にスト6やギルティなどで使えるようになっていますので本体に刺して動作確認してみましょう。
ゲーム起動後、操作できなくてUP5が不良品か?と一瞬思ったのですが半田ミスが原因だったようで付け直したら使えるようになりました。

ハンダの取り付けれるポイントが小さい&隣との間隔が近いためブリッジ(不良)しやすいので、吸い取り線も用意してリトライできるようにしておくと良いでしょう。
動作確認が取れたらグルーガンや接着剤などを上から塗って外れないようにして終わり。

総評
基板のバージョンによっては出来ない、対応基板でも運が悪いと半田の手間が必要になるなど誰にでもオススメできる方法ではないのですが、基板変えるほどの手間をかけるわけでもなくコンバーター要らずになる利点はあるので出来る状況ならば選択肢には入るかなという手法でした。

公式サイト(英語)でも解説してるので裏技的なものではないのですが、国内ではあまり知られてないようなので記事にしてみました。

今回使ったもの まとめ