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理想のボタン配置を求めていくと、どうしても市販品では実現できないので自作しました。

自作はガワ(ケース)・基板・ボタン・配線があれば完成するのですが、選択肢も多いので迷わないようオススメを紹介しつつ必要なものをまずはラインナップします。

自作に必要なもの

基板
幾つかあるが現行品で入手が容易かつ実用性が高いものは下記のものに絞られる。全てPCでの動作には対応しており、大きな違いとして、その他の対応ハードが異なってくる点が挙げられる。

PS5対応
■Brook P5 Plus Fighting Board
■Brook Universal Fighting Board Fusion
FusionはSwitch及びXbox系ハードにも対応しているのが利点。記事内ではP5を使っていきます。

その他 PS5非対応だが特徴ある基板

■Brook Wireless Fighting Boar
ワイヤレスアケコンを作れる

■Brook XB Fighting Board

Xbox系ハードに対応

■Pico Fighting Board GP2040
■Pico Fighting Board GP2040-CE
低遅延かつ低価格。マクロ機能があったり色々と面白い。

PS5非対応のものでも7000円ほどのコンバーター(変換器)を用いることでPS5での動作は可能。しかしコンバーター+基板を買い揃えると基板よりも高くなってしまうのでお好みで。コンバーターは他のコントローラーにも使い回せる利点があるので一概にどちらが良いとは判断できない。


・ケース
ガワとも呼ばれるアケコンのボディとなる部分。完全自作すると寸法調節や穴あけ加工など大変な作業があるが、今は色んなケースが売られていたりオーダーメイド対応してくれるところもあるので選択肢は多い。
今回はくろまき工房のケースを購入したのでこれで解説を進めていく。

・ボタンとレバー

レバーレスの人はもちろんレバーは不要。
ボタンはGamerFingerのが人気ですがバリ高いので1/3ぐらいの値段で買える三和が個人的にはオススメ。
家族や隣人への騒音配慮が必要な人は、レバーボタン共に静音仕様のものをチョイスしよう。
ボタンにはネジ式とはめ込み式が大体の場合でどちらも使えます。はめ込み式のほうが取り回しやすいので今回はこちらを使っていきます。
ボタンサイズは24Φ(小さめ)と30Φ(大きめ)のものがあり、レバーレスの場合は24Φが使われる箇所が多くなっています。レバーの場合はその逆で30Φのものが多く使われています。

・配線キット
配線も一から作ることもできるが手間暇や工具を揃えるコストがあるので、きれいに作られたキットを買うのをオススメする。下記のKITでは基本ボタンに加えてL3/R3/TP(タッチパッド)の増設3ボタンまで対応するだけの配線数があるので、同一ボタンやターボボタンなどを作らない限り基本的にはこのキットだけで足りるはず。
上の2つだけで基本は足りますが足りない場合は下ので補充しましょう。

・ケーブルスリーブ
きれいに魅せたい配線を作りたい人は配線の上に覆うようにスリーブを付けてみよう。私は使えれば良い派というか面倒なことはしたくないのでこの作業は省略します。

・USBケーブル USB A オス to USB B オス
プリンターなどにも使われているちょっと特殊な端子のケーブルを基板に差し込み、これをゲーム機へと繋げて遊ぶことになる。
ゲーム機まで余裕をもたせるためには2mのものがおすすめだ。
ただし、この直結での繋げ方をしてるとケーブルが引っ張られた際にアケコン内部で基板からコードが外れてしまうことが事故が起きる可能性があるので次の選択肢を取るのも検討してみよう。

・USBケーブル USB A オス to USB B オス 0.3m
・TypeC レセプタクル
・USB Type C ケーブル 2m

レセプタクルを使うことでケース外部に取り外し式の接続端子を用意できるようになり、かつ使いやすいTypeC方式に変更できる。TypeCケーブルの選択肢は豊富なので好みのカラーのものを選ぶと良い。オススメは強度と柔軟性に優れたナイロン製のもの。
TypeCのレセプタクルは諸事情で国内での取り扱いが少なくアリエクで買うのがオススメ(安い)
ちょっと価格は上がるがネジ式のものがアケ魂で取り扱いがあるのでこちらでもよし。

・ドライバー、六角レンチ
ケースの組み立てやレバーの固定をする際にマスト。100円ショップのでもよい。ネジが舐めるのが怖い人は1000円前後のセット系のものを買っておくのがオススメ。増設ボタンに備えて追加配線をつくる人はハサミとペンチも。
くろまき工房さんのケースを買うと六角レンチ付属しているので別途買う必要はなし。

組み立て編

まずはケースに必要なボタンをはめ込んでいきます。
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穴全部に付けても良いですが使わないところに無駄な予算をかけても意味がないので不要なところには目隠しキャップを付けて穴埋めしましょう。くろまき工房のケースを買うと3個キャップが付いてるので別途買う必要がなくてラッキーでした。
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次は側面奥側のサイドバネルにレセプタクルを取り付けます。固定用の穴は既にありネジはケースに付属しています。
このままの配置だとサイドボタンの配線と干渉してしまうため配線端子の曲げ加工がいるかなーと思ったのですが
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このケースのサイドパネルは持ち上げて引き抜けるので180度反転させて反対側に移設し事なきを得ました。
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USBケーブル0.3mを基板とレセプタクルに接続してみると下側のボタンに少しだけ干渉してますが許容範囲。稼働には影響ありません。
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次に基板にハーネス(ケーブルのまとまった端子)を差し込みます。向きがどちらでもさせるため間違えやすいのですが、端の黒色配線が画像のように左側に来るように差し込みましょう。サブボタン用の4本ケーブルのものは3つある白い端子の真ん中に差し込みます。
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まずは増設ボタンをセッティングします。
枝葉に分かれている黒い配線は共通配線(GND)なので全てのボタンにつなげます。
その後、各色に割り当てられているボタン機能を持つ好みの配置にセット。
色とボタンの機能は次のとおりです
「緑 TP」「桃 L3」「青 R3」をお好みの場所に。
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次に側面のサイドボタン3つに配線をつなげていきます。
先ほどと同様にGNDの黒線を取り付けたら、左側のまとまったケーブルから以下の色を取り出して付けていきます。
「白 START」「桃 SHARE」「灰 HOME」です。
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そして残ったケーブル達がメインの8ボタンになります。GNDが8本もありますが時計回りに取り付けていけば長さが足りなくなるという事態にはならないと思います。
配線色とボタンの機能は次のとおりです。標準的な格ゲー配置では下記の様になるかと思います
「黄 弱P」「赤 中P」「灰 強P」「紺 L1」
「橙 弱K」「青 中K」「緑 強K」「黒 L2」
私はL2のところが標準だと使いにくいので移設してます。
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レバー使いの方でしたら後はレバーをセットして端子を繋ぐだけで済むのですがレバーレスの場合はボタン用の配線を作らないといけないので、レバー用の端子にHitbox専用 5pinボタン用ハーネス ケーブルを繋げましょう。
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そして移動ボタンが付いているところにGNDを繋げたらこれまでと同様に各色の配線と機能に注意しながら接続「緑 右」「黄 左」「橙 上」「赤 下」。
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最後に基板をネジで固定。固定するところが無いケースを購入してる人は接着剤かテープで固定しておきましょう。

ここでPCかゲーム機に繋いでトレーニングモードなどで動作確認をしてみるのが良いでしょう。裏面から配線を繋げる作業をしていく関係でどうしても左右反転で配線してしまったりキックとパンチの配置を間違えたなんてことが多いので。
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動作確認後、裏蓋を閉じて六角ネジをつけて、四隅に滑り止めシールを貼って完成!
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今回は右側にQanbaのQanba Gravity KS、左側と側面に三和ボタンという構成で作ってみました。

道具さえ揃ってれば一時間ぐらいで出来るかなと思います。

総評
ボタンやケーブルは元々持ってて余らせてたもので済ませたので出費的には約2万5千円ほどで済んだかな。ボタンを三和で済ませば一から揃えても3万円程度だと思います。PS5対応レバーレスはRazerのが5万円でP5取付済みのやつも5万前後なので約2万円ほどお得に!?

昨今流行りの薄型系は穴あけ加工できない、穴あけできるやつはPS5対応してないわ、中Pや強Pの上に増設するスペースが無いわでこれっ!というものが無かったのですが、くろまき工房製のケースはそこを解決した私好みのものだったので、これで作るしか無いと踏み切った次第です。

P5基板はなんら特別な操作をせずにPS5やPCで快適につかえています。コンバーター持ち歩く必要がなくなったのも嬉しい(置き忘れの心配したりハード入れ替えたりするたびに外したりが面倒でしたから)

ちなみにボタン配置はというと今メインでやってるスト6ではモダンエドなのでモダン用に下記の配置でやってます。封は目隠しキャップで封印中の場所、ODは弱+中+強です
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このアケコンにしてから右手の負担を減らそうとSAボタンを左側に移設してみました。右手でインパクトとパリィと投げに指を置きつつ、左手ではガードしながらワンボタンSAという天地魔闘の構えが出来るので中々良い感じです。中強はキルステップボタン兼OD技兼2つ目の強攻撃ボタン用として試運転中。

クラシックでやってた頃より使うボタンが多くて大変なのですが考える余地が多くて嬉しい悲鳴でもありますね。

今のコントローラーに満足してない方は、さらなる高みを目指してレッツ自作チャレンジしてみましょう!