英雄伝説 黎の軌跡_20211001065701
クリアまで25時間ほど。今作は多少のバグが有る以外はオススメできるので未プレイの人は買ってクリアしてから読みに来てほしいところ。ネタバレ含みながら感想なんかを述べていきます。

フルに楽しむために極力情報を入れず、PVすらも見てなかったのでパッケージ届くまで最初はアーロン主人公かと思ってました(笑)

舞台をカルバートに移し主人公も一風変わった裏解決屋ヴァンとなり
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期待半分不安半分でドキドキ・・・

【システム面】
1
軌跡の良いところを残しつつも新システム山盛りで追加されてて良い感じでした。
過去作の悪習である長い演出のアーツも早送りか?と思ってしまうぐらい高速化されて戦闘のテンポも良くなりました。移動で1ターン消費してしまう無駄手間感もなくなった点も良し。
Sクラフトのカットインイラスト廃止はかなり悲しい。演出スキップ機能の廃止はよくわからない。おかげでEDまでヴァンのSクラフトを100回以上観ることになったぞ。
ノーマル以上にするとシリーズ恒例の硬い敵になるのですが、そこに大ダメージを叩き込むのを楽しめるよう戦略を考えるのがこれまた楽しい。戦闘つまらんって人向けに、フィールドエンカウントでの敵に触れても強制戦闘にならないのはよかった。めんどうなひとは全回避&難易度ベリーイージーでストーリーだけ楽しむこともできる選択肢が生まれた。

ミニゲームの廃止は本当に良かった。一番良かった改善点かもしれない。ようやくユーザーが求めていないのに気づいてくれたのだろうか。作るなら作るでも良いんだが本当に楽しめるものをつけてほしい。歴代のミニゲームには蛇足感しかなかった。

トラベルスキップ移動でのロード速度は相当短く、建物内部にはシームレス移動が出来たので探索は凄い効率化されて楽になりました。一方で街から街への移動は全てイベント化されてしまったので世界の広さや位置関係などを体感する機会は消失。フィールド移動は面倒くさくもあり、楽しくもありだったので嬉しいような悲しいような、なんともいえない気持ちに。

【バグ】
街でトラベルスキップで移動した際のロード中にフリーズがよく起きた。通算4回かな?
幸い、オートセーブのおかげで再起動すればフリーズ直前に戻ることは出来たので痛手ではないのだが盛り上がってきたテンションが下がるのでしっかりしてほしい。
また、イベント進行フラグを持つNPCがいるところへたどり着けない進行不能バグがあり、尊い犠牲(私)が・・・
かなり手前の章のデータをロードしてフラグ回収して、この地点まで戻って突破したが大変疲れた。ベリーイージーにして以後はサクサク進めることにしたので難易度については特に語りません。

【BGMとグラフィック】
閃3あたりから、3Dグラにはもうほとんど文句はなかったのだが、作を重ねるにつれて徐々に進化を感じてる。
今作では新エンジンを採用されたことも戦闘シーンではカッコ良さをイベントシーンではしっかり感動や可愛さによる癒やしを感じれるようになった。ただ、踊りイベント関連やポールダンスとか微妙なエロ要素をこのグラフィックで見ても無になるだけなので、カットで良かっただろうと思う。

BGMはイベントや戦闘、どのシーンも耳に残るサウンドが多くサントラ買いたくなりました。

【キャラクター評価】
清濁併せ持つ人格者であるヴァンは大好きになれました。
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空も零も閃も、キャラクターに愛着湧いてくるのは大体が2作目以降になりがちだったのですが、魅力的な主人公だったので今回は違った。
仲間キャラクターもみんな掘り下げるエピソード多めで見せ場も用意されていて要らないキャラはいなかったんじゃないかなと思うぐらい。ただし、アーロンは登場時のインパクトはあったもののあんまり活躍できず仕舞いだった感が少しあり。あくまでもヴァンの背中を追うようなポジションだったの致し方無しか。
3
今回はシリーズ初、ジジイキャラがプレイアブルキャラとして参戦したのはちょっと驚きでしたね。関連して聖杯騎士関係の語りも多くあって今作で明かされた驚愕の事実も多かったですね。
ヴァンが裏にも通じてるので結社メンバーの活躍も豊富にあって楽しめましたね。ここまでノリノリで機嫌が良いヴァルターが見れるのは黎だけでしょう。破戒のオッサンは想像以上にエグい人物だっただけにルクレツィアは影に隠れて見せ場少なめでしたね。
カシムは唯一、こいつ要らなかったのではと思うぐらい、ぽっと出感があった。他作品や前章での語りもなく唐突に現れ「あいつは最強の傭兵だ」と言われても・・・う~ん?
weew
姉弟子のシズナは可愛いしカッコイイしで最高だっただけに次作ではもっと掘り下げがほしいところ。
創のDLCエピで斬ったリィンの刀の一部をちゃっかり回収してるとこも素敵。

【ストーリー評】
今までの軌跡は、なんか起きてた事件を一緒に解決してそっから流れで仲間入りして絆イベントで内面に触れてく感じが多かったのですが、今回はペルソナ方式で内面の掘り下げや身内の死を乗り越えた上でのパーティー加入が多かったので、人となりをわかった上でスタートという新しい体験をさせてくれました。
 最初の方は、おいおいナイトメアの次はベルセルクかよと思ってたら、
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やたら人が死ぬ・・・・15歳以上指定タイトルになったこともあり枷が外れたのかのように人が死んでいく。ヴァン所長の事件簿か?おかげで茶番感がかなり薄まりシリアス感強めな展開にワクワクさせられました。とはいえ、変化球少なめの王道な感じでしたね。先がある程度読めるんだけどむしろそれが良い。

 残念な点として敵キャラのパンチが弱めでした。ぽっと出の王族に、劣化カンパネルラのチャラ男。次作にはとんでもないのが控えてることでしょうからここらへんがちょうどよかったのかもしれません。教会結社遊撃士黒月を常に敵に回してたことや実質こちらの味方であったことからも主人公組が負けるビジョンが浮かぶことはなく、こんなん絶対勝つやん的な空気が常に漂ってたのは言うまでもない。

そしてエンディング。EDの挿入イラストは情報量多すぎてやばかった。
皆勤賞のオリビエ、今作はさすがに名前だけかーと思ってたら姿出していました。
111
スウィンを車に乗せてたり、次作につながる匂いがプンプンしてテンション上がりまくりでした。(過去シーンかもだけど)
EDに限らず、節々で前作プレイ者に対するご褒美があり軌跡続けて良かったと思わせてます。

【投げられた伏線】
 メアとグレンデルについてはほぼ語られなかったので次回に持ち越しです。
 閃3?か4?あたりから、この世界には外側がある的な、ある種の箱庭世界なのではという匂わせ発言が節々で出てきますが、今回もその深淵には触れずでしたね。
 斑鳩含め、多くの勢力が介入してきた本事件では別目的がある云々の語りはあるものの、それが何なのかは深くは語られず気になるばかり。
 8つ目のゲネシスは未回収ですが、これがどう次作に関わってくるのか・・・。というか8分の1ゲネシスしか使ってないのに7つ目のゲネシスは効果高すぎでちょっと笑った。1つであれなら、8つ揃ったときやばいのもうなずけるね。
 牧歌的な雰囲気ただよう空時代、現代よりのクロスベル・帝国編から更に数年経過してるので近未来感が出てきましたね。ステルス機能をもつシャードに加え、各種兵器、そしてロイ・グラムハートから一言だけ漏れた宇宙を示唆するワード。大陸の外を見る前に星の外へ行くんでしょうか。
 結社と共和国の休戦協定がまもなく解禁されようとする中で双方がどう動くのかも注目していきたいですね。盟主ちゃんに出番を!


いやほんと、今回は普通に楽しかったしボリュームもあって満足。バグで足止めさえくらわなければ90点あげれた。(10点は敵の格が足りない点)

切りの良いところで終わってくれたのは良いんだけどやっぱり先は気になる~。
黎の軌跡2早く遊ばせてくれ~。