
8月末に発売した最新モデルのモニターレビューです。
Innocn社は日本ではあまり聞いたことのないメーカーなので調べてみましたが、深センを拠点に多様なタイプのモニターを販売してきた老舗メーカーらしいので、そこそこ安心して購入できました。
久々に購入したモニターなのでセットアップからワクワクがとまらん。
指紋をつけないように作業できるのでとてもありがたい付属品。
ドライバーは付いてますがVESAマウント(壁付)を使わない場合には、なんと工具不要で組み立て可能です。背面に付属スタンドをガチャッとハメた後に、手回しネジを回すだけでしっかり固定できます。

PCにつないだ後は、PC側からモニターのリフレッシュレートを75Hzに上げる設定を行っておきましょう。ゲーム以外の場面でも、ブラウザのスクロール等リフレッシュレート上昇効果を得られる場面は多いのでマストです。
ベゼルレスかつ、わずかに見える枠も黒で統一されてるので没入感アップです。
対応したFPSタイトルなどを遊ぶときは、黒枠分だけ広がった視野を確保して優位に進めることが出来ます。

スピーカーを内蔵してる魅力の1つなのですが、パワーがあまりなく背面に配置されてることもありマックス音量にしても大迫力にはなりません。音質が悪いとかではないのですが聞こえるのに不自由しない程度なので満足できない人は別途スピーカーを用意し接続しましょう。

ラップトップPCにも使える65Wのハイパワー給電が出来るTypeCポートには映像入力の機能もあるようで、Galaxyを繋げてみるとデスクトップモード(Dex)を使うことが出来ます。Dexを使いつつ給電もできるのは他のモニターにはない利点なので大変気に入りました。

ディスプレイの高さが可変式なのに加え、縦置きに切り替えることも出来ます。モニターに接続してる映像ソースを分割あるいは小窓化して表示できるPBP/PIP機能も搭載しています。この機能はウルトラワイドモニターを使うことがない人には馴染みがないものかもしれません。
2つのPCを1つのモニター上に表示して作業や配信などを行ったり、PS5やSwitchなどのゲームを表示して遊びながらPCでは攻略サイトやチャットを開いておくなど、今までマルチモニターが必要だったものを1つのモニター上で行うことが出来るようになります。
ただ、コンテンツによっては窮屈さを感じる場面もあるので面白い機能ではあるものの使う機会は限られるものな気がします。
総評としてスピーカーのパワーがちょっと物足りない以外に減点ポイントはなく、欲しい機能全部入りなので95点をあげれる商品でした。
今回レビューしたウルトラワイドモニター「WF29-PRO」は現時点ではAmazonでのみ購入可能。
商品ページのクーポンと、会計画面で入力するクーポンコード「LC29PROHR42」をダブルで適用して8000円引きで購入可能でした。

他社製のモニターと比較しても充分に張り合える性能となってますので、オススメできる商品です。
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