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ダブルシフト(Wシフト)とは何か?

ヒットボックス固有の左右の2つのボタン(ダブル)を同時押しした際にニュートラルになる仕様を用いたVシフト入力方法である。

ヒットボックスって何やねんって人にまず簡単に説明すると
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こんな感じの配置になってるレバーレスのアケコンなんだけど
これの左右同時押しをしたときは基板の制御により、左右どちらも入力が入っていない状態になるんだ。
意味わからんと思うかもしれないが、逆に考えてみよう。左右同時押しの入力をもし認識させてしまうとどうなるだろうか?

右ガードと左ガード、どちらもできてしまう?後から押したボタンが優先されどちらかのガードしかされない?など予想がつかないだろう。実はゲームによってこの同時押し判定の扱われ方は異なる。

ゆえに全てのゲームで同じ感覚で遊べるように、左右同時押しはニュートラルになるという仕様に基板のプログラムで制御されているのだ。(SOCDとも呼ばれるが名前は別に覚えなくてもいい)

賛否両論色々あったが、CPTの精神を定めたルール文によるとHitboxを使う場合はこの制御がONになっている必要があるとされている。

本題
前置きが長くなったが、このニュートラルになるという仕様を使えば咄嗟にVシフトを出したいときに立ちガードボタンを押しながら、もう片方の移動ボタン+Vシフトボタンの合計3つ同時押しで完全無敵技であるVシフトを出すことが可能となる。この入力方法で出すVシフトをWシフトという。

ニュートラルにして待つというVシフトを出す準備段階の匂いを消せたり、ガードしながらの状態からVシフトを出しやすいなどのメリットがある。

言葉だけではイメージがつかみにくい人は、下記の
カワノ HitBox|Kawano@kawanoChannn
が作ってくれた解説動画を見よう。(4分~ぐらい)


一見すごく強そうにみえるWシフトなのだがデメリットも多かった。
Vシフト実装日にはもう練習を開始して一ヶ月ほど頑張ったのだが感想としては結局ムズいに尽きる。

・押しっぱなしからとはいえ左右ボタン+Vシフトの最低3ボタン同時押しは慣れてもミスる率がかなりある。

・1P側、2P側で入力方法が変わる(同時押しの順番が反転)ので、反射レベルで出すのがやはり難しい。

・立ガードから出す場合と、屈ガードから出す場合でも入力方法がまた変わる。(下ボタンを離すという工程が必要になる)
なので屈ガ⇛立ガの切り替えを頻繁にやる場面では扱いにくい。

これらは全部、普通のニュートラルにしてVシフトボタンを押すという、キャラ位置や立屈のガードに依存しない共通入力方法に比べ反応や意識レベルをかなり落とす結果となった。普通にやったほうが出しやすい。

無論、果てしない練習を通せば実戦投入可能な段階にまで到れる可能性はあるが時間は無限ではないのでこれ一本に入力方法を絞ることは諦めた。
聞いたわけではないがカワノもおそらく全場面でこれを使ってはいないと思われる。

動画で紹介されているように、近・中距離弾抜けを狙いたい場面等に絞ってこの入力方法を使うのはあり、Hitboxユーザーなら取り入れる価値高めと言っても良いでしょう。

僕は入力方法を全場面で統一させていかないと、「どっちにしよう?」という思考のノイズが試合中に紛れ込んできそうなので、あえてこの入力方法は捨てました。
意識の切り替えが上手な人向けかなーと思います。