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オチなし山なしだが、読者の方々も、いつ我が身に降り注いでもおかしくない現状なので何が起きたかなど書いてみる。参考になるかは分からん。

まず突然、不調の波(だるさ、軽い頭痛、下痢、発熱)が襲いかかってきた。熱は38.0℃だった。

まさかコロナ・・・?と思いつつも、どうせ風邪だろうと2日は大人しくしてた。
風邪薬が効いたのか三日目の昼頃には平熱に近いところまで、「おし!明日は出勤するかー」と意気込んで上司に報告したら、「頭痛が症状にあるならコロナリスクもあるから念の為、病院行って来い」と指令を与えられた。

ちなみに症例別の違いはこんな感じらしい。やはり風邪だろう。風邪であってくれと願った。
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診療に行くと決断したのが土曜夕方だったこともあり、殆どの医院は電話受付していないor閉院時間に迫っていた。

かかりつけ医も居ないので、どうしたものかと思ったが、こういうときは保健所に連絡して指示を仰げとTVで言ってたのを思い出して「市町村+コロナ」でググると専用ダイヤルが出てくる。

症状など一通り伝えたら、対応してくれた窓口の人が、近所の医院を片っ端からリストアップして予約まで入れてくれるという神対応(ここらへんは自治体によって違うかも?)

一度通話を切って、向こうからの連絡を待つ。土日だと対応してくれる所も少ないので月曜日になるかもとのことだったが、なんとか土曜夕方で予約を取ってもらえた。

病院に到着すると、入口で既に隔離態勢が整っており、厳重装備した看護師さんが診療室まで案内してくれた。

ペンをもたせるのも感染リスクがあるのか全て口頭で問診し、インフルエンザの検査も同時に行っておくか聞かれた。さすがに無いだろと思いつつも安心するためにお願いしますと同時に検査してもらった。

インフルエンザの検査は鼻奥に細い綿棒みたいなのをグリグリとやって粘膜採取でKITに入れるとすぐ分かるようで、数分で結果を教えてもらった。案の定陰性。セーフである。

コロナの症状には肺炎もあるため、調べるためにレントゲンを撮影した。
画像は見せてもらえなかった。

口を開けて喉奥を見てもらったり、聴診器あてての検査後、おそらく胃腸炎(胃腸の風邪)でしょうと言われた。
これで終わりかと思ったら、その場でPCR検査が出来ると説明された。
私のイメージでは、この段階で紹介状みたいなのを発行されて専門設備のあるところへ行き、そこでようやく検査できるものだと思ってたのだが、国やお医者様が頑張ってくれてるのだろう・・・

十中八九風邪だと思うので要ら無くない?と思いつつも、医者の爺様が、こういう状況なのでコロナ検査もやっておこうということで同意書を置かれて記入した。
PCR検査代金は国が負担してくれる。

鼻奥グリグリされて、激痛に耐える検査という噂を聞いてたので、嫌だなぁと思いながら待機してたのだが、医者の爺様が顔の部分は透明パネルで手だけ出せる検査用セットみたいなのを患者(私)との間に挟み、口から喉奥に綿棒みたいなのを突っ込んで粘膜採取してた。一瞬で終わるので欠片も痛みはない。(ここらへんは説明がムズい。観光地にある顔だけ出す穴が付いてる撮影セットみたいなものだ)

正式な結果報告は1週間後になると案内され、3950円を支払い、その日の検査は終わった。

一週間、自宅待機を命じられ、その間は結構面倒。
この間に外出して、そこで感染したら今日受けた検査が意味無くなるからね。

基本は家族に買い物を頼んだり、配達でなんとかしてもらう形を取る。
同居人が居る場合は、無論頼りになるのだが、感染リスクを避けるために、自分が触った箇所は全て消毒&接触は最低限にしなくてはいけない。
そのため、トイレに一番近い部屋を与え、移動も最小限にするなどの対策も必要になった。

もう、ひたすらめんどくさい。あと一週間も続くのか・・・

と思いきや翌日連絡があり、「ユーは陰性でした」(セーフ)と言われた。
一週間後というのは正式な書類が届くまでの期間であり、その前に結果自体は分かるらしく電話で伝えてくれた。(この辺は聞き漏らしたのか、向こうが言い忘れたのかはよくわからん)

ひとまず安心は出来たが、しばらくはこういった紛らわしい症状が出るたびに同じことを繰り返せばならぬのか・・・という気持ちも少しある。

私は行動範囲が狭いので大学と職場ぐらいにしか報告するところがなかったが、濃厚接触者が居る方や行動範囲が広い人は各方面へ報告をあげないといけないからもっと大変だろうと思う。