
一年以上品切れが続いていたましたが遂に再販!やっと2個目を買えました。
これでやっと紹介できるよ。買えないもの紹介しても意味なかったからね。
◆去年書いたレビュー記事はこちら
ボタンのカスタマイズを行うためのアプリの仕様などは上記を参考に
◆販売ページ
送料込み¥10,978 (税込)でMSストアから購入可能。こういった一般層向けではない製品にしては安い部類に入るので高いと思ってはいけない。在庫が切れた後、再販される可能性は決して高くは無いので必要な方は売ってるうちに購入するのがよい。
Amazonはバイヤーが出してるだけなので前者で購入できない場合の最終手段。
◆公式紹介動画
どんな形でコントローラーや拡張アクセサリーが使えるのか一目瞭然。
◆アダプティブは障碍を持つ人専用のなのか?
公式HPにこの一文がある。「Xbox Adaptive Controller は誰もが利用できます。その特徴は自由自在なカスタマイゼーションです。斬新なプレイ方法を思いついたとき、このコントローラーならおそらくそれを実現できます。」
なので誰が使っても良いと考えてもよいだろう。私が興味本位で使うのも問題ない。
◆対応ハード
XboxOne向けとなっているがXboxSeriesS|XやPCゲームでも使用可能。また、コンバーター(変換器)を用いてPS4/PS5/Switchでも使用が可能。またバッテリーも内蔵しておりワイヤレス接続も可能。
推奨コンバーター
・Brook Wingman
コントローラーと本体間に挟むだけなので簡単に使えるのが魅力。目的に応じて以下の2つのどちらかを選ぼう。
XEがPS4/PS5で使えるようにするもの、NSがSwitchで使えるようにするもの
Switchで使用可能にするもの。茶色いUSBメモリサイズのものを選ぼう。
有線接続はできないのでワイヤレスペアリング設定を行う必要あり。やすいのが魅力
レビュー記事も書いてるのでこちらも参考に→https://maodasi.ldblog.jp/archives/52393365.html
※TitanOneを推奨してるサイトが幾つかある。これはXB→PS4、XB→Switchの両方の機能を持つが8分間で接続状態が切断されるバグがあり通常使用として用いるには不便極まるためオススメはしない
◆類似製品

テクノツールとHoriの共同開発製品。目的も拡張機能もアダプティブと似ているところがある。初期のボタンの多さや対応ハードがSwitch/PCとなってる点などが大きな違い。24,200円となっておりやや高い。
◆コントローラーの特徴について
まず大きな2ボタンは非常に軽い荷重で反応するため押しやすい。しかし2ボタン(A,B)しかないためにそのままでは遊べるゲームは限定されるので拡張機能を用いることになる。(一応、左上に小さくスタート/セレクト/ホームのボタンもある)
コントローラー自体は非常に軽く膝に載せても負担はほぼ無い。背面には固定用ネジ穴があるので車椅子や机に固定も可能。カメラ用マウンタ等を流用できる。
拡張機能はイヤホンジャックやUSBポートに専用のボタンやスティックを接続する形だ。これは最大のウリでもあるが、発売から1年経った今でも国内MSストアで拡張アクセサリの販売はなし。(海外需要だけで生産が追いつかないことや国内需要の見通しが立たないことに起因すると予想)
海外MSストアでは拡張パーツを販売しているがやや高い。
◆入力機器仕様
英語だがイヤホンジャックによる配線仕様に関するマニュアルがPDFで配布されてるのでこちらが参考になる。電子工作に明るい人ならこれを読むだけで充分に分かるだろう。
◆拡張アクセサリー 一覧

アメリカ製の押しボタン。こちらもイヤホンジャックに接続できるタイプなのでそのまま使える。
・オプティマ ジョイスティック

数少ないアダプティブへの動作を公式保証してる製品であり、多分国産で唯一ジャック接続できるスティック製品。ただし49,500円と高額。接続方式はUSB。

必要荷重を選べる押しボタンスイッチ。7920円。
その他、テクノツール社の公式ストアに色々あるので覗いてみよう

USB形式。アダプティブのUSBポートにさした際スティック部分の機能以外にも最大8つのボタンが認識され使用可能になる。フライトシミュレーションゲームで使うための一般向け製品なため4000~1万円と安いのが魅力。
◆Open galleryLogitech Adaptive Gaming Kit
1つ前で紹介したEXTREME 3D PRO JOYSTICKと画像の4種のデバイスがセットになっている。
99.99ドルで海外MSストアより購入可能。
・3DRudder Foot Controller
VR向けコントローラーとしても使われている。(日本語紹介ページ)
◆まとめと今後
見て分かる通り、多少安いものもあれど拡張パーツを用いてフルボタンのゲームを遊べるようにするまで揃えていくと10万近い費用がかさむ。
性質的に数が売れるもので単価が高くなるのは仕方ないが、誰もが資産に余裕があるわけではないので安く済む方法もあわせて考えていく必要がある。
この辺の情報も少ないためか日本国内での使用例報告は2.3件と非常に少ない状態だ。
Xbox アダプティブコントローラーは素晴らしい製品だと思うので、深追いして調査と研究を進めていく。
拡張アクセサリ要らずで遊べるゲームや、拡張アクセサリの自作、裏技的な市販品との組み合わせ、福祉現場での実用例などについて続く記事ではまとめていこうと思う。
File.2の記事は作成済みなので明日公開される。
コメント
コメント一覧
XBOX AC再販したので買ってみましたが、あれなんですね。
フライトスティックなら「どのメーカーでもいいよ」って訳じゃないんですね。 なんとか手元のスラストマスターとかの救済策があるか探ってみます。
入れ墨用のスイッチや、カメラのハンドルスイッチなんかも色々使えそうなんですけど、国内の情報コミュニティが少なく、悔やまれますね。 確認できたブログサイトでMaohさんを含めて3件しか見つけられませんでした。
回路図や用語見ても「?」な自分にはハンダやらなくても圧着道具とかの工作で何とか済む時代なのは有難いです。
仰る通りアダプティブの情報はかなり少ないですね
工作初心者にもに優しい設計なんですがそれを活かすアクセサリがやはり少ないので実用まで至れないのが難点となってると思うので、そこを取っ払えるように今後も情報まとめて行きたいと思います