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今回はフォロワーの方にオススメされて買ってみました。

音ゲー界では少し話題になった「K28 Keyboard Style Controller」ですが、格ゲー界での知名度はまだまだ低め。

格ゲーでこれを使ってる人、リアルではみたことありません。(ほんの数人の使い手を知ってる程度)


海外からの発送なのですが、注文サイトは完全日本語なので何も困らない。
送料と消費税込みで 18,900 円。■公式通販サイト

受注生産っぽいんですが、翌日にはEMS(国際スピード郵便)で発送してくれて5日で届きました。
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箱開けて初めて触った感想として予想以上に出来が良かった。
アルミニウム合金のボディにアルマイト処理がされてて手触りも見た目も200点あげたい。

最近は新しいコントローラー買ってもあまり昂ぶらないんだけど、これは始めてHitbox手に入れたときぐらいテンション上がってます。

自作でキーボードコン作ってみたいなーと思ってたんですが、作らなくてよかった。ここまで満足行くものは絶対に自作じゃ辿り着けなかったから。価格以上の価値は充分にありと判断しています。

さて、本題のレビューをしていきましょう。

箱から開けると中には本体と付属品でケーブルと説明書、静音化用のリングが入っています。20201101_202717
側面にはイヤホンジャック用のポートと、接続用TypeCポートのみ。シンプルですね。
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背面は4角に足がついてて、手前傾斜となるように後ろ側の2つは大きめの足がついています。

大きいのはネジで止まってるの回すだけで簡単に取れて、完全に平なスタイルでやりたい人は、外して調整していきましょう。
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大きさはティッシュ箱と同じか僅かに小さい程度。ビジネスバッグにも収まる大きさなので会社の私用ロッカーが小さい!って人にもオススメの持ち運びやすさです。


注文時に茶軸と赤軸を選べるのですが、静音性が欲しかったので赤軸を選びました。※紹介ページには黒軸を選べると買いてあるのですが購入ページの選択肢にはないので黒が欲しい人は問い合わせてみましょう。20201021_215234

せっかくなので、より静音性をあげるためにリングを取り付けることにします。
キーボードの隙間に付属の引抜工具が入るようにして上から押し込んだあと、垂直に引っ張り上げるだけで簡単に取れます。角キーとスペースキー本体の枠により隙間がないので手で取ります20201021_220002

リングをキーキャップ裏の柱にはめたら元通りにします。

リング入れる前後で、打感を試したのですが、正直あまり変わらないかな?10分ぐらいで終わるけど面倒な人はやらなくていいかもしれない。

では実際に使用してみましょう。対応ハードはPS4/PS3/Switch/Windowsとなっています。
ほとんど純正コントローラーと同じ感覚で、ケーブルをさすだけで普通に使えます。
初回のみ、配置を選ぶモード切替を行いますが以降は自動で前回プレイ時と同じものが選ばれるので省略されます。


k28を見て、一番気になるのがボタン配置だと思います。
どうなっているのかというと、「自在」です。

プリインされてるゲーム毎の推奨配置が11種類用意されてて、その上に、カスタマイズ可能なプリセットを8つ用意できます。
例えば音ゲー用のものでは、こういった配置がプリインされています。
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格ゲー用にはWASDとHitbox配置で2種用意されていました。
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SOCDも有効になってます。ただHitbox配置だとジャンプボタン2つ付いてるんで、CPTルールに引っかかってしまいますね。

そういった場合にはプリセットでカスタム配置を作ります。
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まずプリセットナンバーを8つのうちから選んで、カスタマイズモードに入ったあとにお好みのキーを好きなボタンに割り当てていきます。プリイン配置のボタン1つを変更などといったものではなく、1からの設定が必要になるのでちょっと面倒ですが全ボタンと十字キーを1つづつ設定していきます。
設定するキーはコントローラー上のLEDパネルに表示されます。「Null」という表示にセットすると押しても反応しない無効キーになるので、不必要なキーは暴発防止のためにNullにしておくとよいでしょう。
右上と左上は、それぞれ、設定ボタンとロックキーが固定されているので、割り当てはできません。それ以外は本当に自在なので、◯を20個にして超絶連打できる意味不明コンを作ったりなんて遊びもできます。
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地味に便利なロック機能。メニューを出してしまうサブボタンをロック中、無効化できます。
慣れないうちは間違って押してしまうこともあり、大会やイベント中に万が一の事故を防ぐことも出来るのでお世話になることも多いかと思います。
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遅延時間の調整も行えます。一見不要だろうと思うでしょう。僕もある経験がなければずっと最速にしとけばいいだろの一言で済ませてたかもしれません。
実は秋葉原のAlienwareストアで行われた大会に出た際に、自宅と同じPC版なのに遅延差を強く感じたことがありました。同じイベント参加者も同様に感じていたので気の所為ではなく、原因としてはモニターとPCのスペックが良すぎるのでは?という仮説が濃厚でした。
ラグがあるのではなく、ラグが無さ過ぎて普段の力が出せないという状況に陥ってしまったんですが、そのときにこれを使ってればと・・・妄想してしまいますね。
なんか普段と違うなーというときにこの遅延操作を使えば他の人には出来ないk28ユーザーだけの微調整が可能となるわけです。

PC版しか持ってない、僅かに遅延差があるPS4版の対戦会でいつも違和感がある!って人なんかも、家では1~3遅延をONにして、出先ではオフにするなどで、同じ感覚を保てるかもしれません。
 

オシャレな機能として使用中、押したキーに対応してLEDパネルに弾幕が降り注ぎます。



実際に数日使ってみての感想
似た操作系のHitboxに慣れていたという下地があったので、最初の2日間はヨチヨチ歩きでしたが、三日目には結構慣れてきたかなという感じで持ちキャラを動かせるようになりました。
ただ、配置を決めるのが難しい。ここ押しづらいなーってところにサブボタンを割り当てるのはサクッと決まったんですが、肝心のメインボタンというか左側のキーの最適解はなんなのかと・・・
一応プリインのHitbox配置をベースにはしてみたんだけど、それだと別に「普通のHitboxでよくない?」となるので、可能性を探求していくために毎日配置変えて、ひとまずこれで慣れていこうかなという推奨配置が決まりましたので公開。
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この魔王式のミソな所はステップを多重キーによるずらし押しで高速入力出来るのに加えて、上ボタンの1つ上部にセットした左キーです。左キーを人差し指で押せるようにしたことにより、Hitbox使いの弱点である不器用な薬指の入力の遅さをカバーできるようにしたことでしょう。
これにより1P側、2P側、どちらでも中指と人差し指だけで真空入力が高速で行えるようになりました。
弱点を補うように鍛えるというのも1つの手ですが、そこをボタン配置1つで解決してしまえるのがk28なんです。
右側の6ボタンは普通のアケコンと同じで、L1とL2は遠いのと小指に頼りたくないので押しやすい画像の配置のところに移動させてます。


なんとなく満足いく配置が見つかったとはいえ、ガッチガチのルールに縛られた公式大会系に出るときは同一キーは封印しなくちゃいけないので・・・・
トーナメントモードを別プリセットで用意して、いつでも切り替えれるようにしました。
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これでレギュレーションチェックも問題なし。


もっと洗練された配置や面白い配置も見つかるかもしれないので今後も研究を続けたいところです。

良いところばかり紹介してしまいましたがk28には弱点もあります。
金属ボディのおかげで小さいながらも約1kgあるので重量は問題ない。ただ、小ささゆえ、膝上で安定しないです・・・。
足をぴったり閉じて、その上に乗せるか足の付け根あたりに乗せる必要があり膝置き時のストレスが凄い。今までほとんどやったことなかったんですが、k28を使うときは机置きでやるようにしてます。これだと普通のPCのキーボード叩いてる感覚で出来ちゃうんでストレスフリーです。
出先で使う際には膝置きせざるを得ない場面もあるので一応そっちの練習もしとかねばと思うのですが、耐えることに慣れるべきなのかはちょっと考え中です。

あとタッチパッドキーの設定がカスタマイズしても入れられないので一部ゲームの、メニューやリセットなどのときに少し困るかも。(純正hitboxではできないL3やR3の割り当ては出来る)
また、PS4に接続時、イヤホンを付けてない状態でも付けてる判定が出てしまうという謎の仕様があります。モニターから音が出なくなってしまうので、PS4本体の音声出力設定をモニターに手動切替するかヘッドホン向け出力をチャット音声のみに変更するなど一手間が必要になります。

総評

多少の弱点はあれど、独自の魅力的な機能を多数備え、ハイエンドアケコンや公式Hitboxに比べれば1万円以上やすいので、選択肢に入れてもいいのではと思います。
また、格ゲー以外の場面、要は音ゲーを楽しむときなんかにも使えるんで、個人的にはHitboxと同じぐらい色んな人にオススメしたいコントローラーでした。
公式サイトによる紹介と解説
https://www.gamo2.com/jp/product/k28/

公式通販ページ
https://www.gamo2.com/jp/products/detail.php?product_id=86