
先日のGPDPocket→Chromebook化の作業後に、Androidアプリ使えないじゃーんと落ち込んだのも束の間。GPDPocket 2を買ってきたので早速Androidアプリを使えると噂のFydeOSを入れてみようと思います。読み方はなんだろう?ファイド?フィード?
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まずは公式サイトにアクセス。

https://fydeos.com/download/
GPDPocket 2以外にもSurfacePro3.4.5.go用のものなどが用意されてます。
OSをDLしたら8GB以上のUSBメモリに焼きます。
使うツールは何でもいいんですが、日本語で使いやすいRufusがオススメ。
ソフト起動後、USBメモリを選んで、OSイメージを読み込ませてスタートを押します。ほかは特にいじらないでOK。15分位かかると思います。
USBメモリは3.0対応のものを使うのを推奨します。2.0で最初やったんですが読み込みが遅すぎるうえによくブート中にフリーズして危ないです。
この間にパーティーションの区分けをしておきましょう。
Windows10に備えついてるディスクの管理ソフトから、SSDあるいはHDDを選択してFydeOS用の領域を確保。OSに7GB、+アプデデータやDLファイルを考えて最低15GBは欲しいかも。
Androidアプリなどたくさん詰め込めたい人はそれに応じて増やしましょう。私は30GBで作りました。
焼き終えたらUSBメモリを電源OFF状態のPCに刺してBIOSメニューを表示させてUSBメモリを読み取りブートさせます。
GPDPocket 2の場合は起動時のロゴ画面でDELキーを押せばメニューが出ます。

数分待つとFydeOSが起動します。
ここからコマンドでインストールする方法もありますが私は使わなかったので省略。別の方法で進めます。
左下のアイコンをクリックして言語変更しておきましょう。日本語入ってるので大丈夫。しかし日本って表示がまず中国語表記だと読み取れないのでEnglish→Japaneseの順で変更するが吉。
Wi-Fiの設定を済ませるとログイン要求されます。
FydeOSのアカウントが必要になり、電話番号登録が必要なんですが日本の番号あてに認証用の番号は送信できないようなので、海外向けのSMS受信環境が必要です。TextPlusでも使って突破しましょう。
ログイン済ませるとChroniumブラウザが立ち上がります。
左下の方にアプリドロワー起動させるアイコンがあるのでそこをクリックしてFydeOSのストアアプリを起動。(Playストアじゃないよ)

ストア起動させると上のほうにOSインストーラーアプリがあるのでそこをクリックしてインストール。このへんで、なぜか強制的に中国語に戻されてしまいましたがどうせインストール後また変更作業するので気にしない。

マルチブートかシングルブートか問われるのでマルチブート(赤)を選択し
インストール先を選んで右下の青いボタンを押すとインストールが始まる。
間違えてWindows領域のパーティーションを選ばないように注意。(Windosにはもう用はないよって人は上書きしたりシングルブートでもいいです)
インストールを終えてUSBを抜き、再起動すると、起動画面に変化が!

WindowsロゴとFydeロゴが表示され選べるようになっています。上下左右キーで下の小さな矢印を操作してアイコンを選べます。30秒ぐらい?するとENTERを押さなくても自動決定されて起動します。
前回の選択肢がそのまま生きるみたいなので、わざわざBIOSメニューで優先度変更しなくて頻繁に使うOSの方を自動起動できる感じになってます。
FydeOS起動後、再度、言語変更Wi-Fi設定アカウント設定を終え、設定メニューからデバイス→ディスプレイで、画面サイズを70%、マウス設定でカーソル速度最速に私は設定しました。このへんはお好みで微調整していください。
右下のほうを触って通知バーを出すとPlayストアを追加できるようになります。
一回一回アプリ一覧までいくのめんどうなので、右クリックから固定を選んで下部バーに常時表示させておくのがオススメ。

一通りいつも使うAndroidアプリ試しましたが良い感じですね。
メモリ8GBがしっかり活きてるのか処理落ちはないし読み込みも早い。小窓表示もできるしタッチパネルも当然機能してるので画面触る系のアプリもタブレット感覚で使えるし、キーボードのショートカットキーを使ってのコピペ作業も機能します。言わずもがな、強制縦画面系アプリは不向きです。

Amazonプライムビデオ見ながら、GmailとTwitterを同時に眺めたりと、Windowライクにマルチタスクをこなせます。ビデオずっと流してみましたがWindows10のときほどホッカホカになったりすることもないのでバッテリーの負荷や消費も抑えられてそうです。
メモやエディタ系アプリは、スマホアプリの軽さと物理キーボードの相性も相まってこれ以上ない手軽さと快適さを実現してくれてます。
買おうか悩んでたけどGemini PDAとかCosmo Communicatorはもう要らないな(笑)
搭載されてるOSはAndroid 9.0だったのでLINEなど大体のアプリはいけます。
公式サイトで配布されてるだけあって、しっかり最適化されていてバグは少なさそうです。
GP2特有のバグとして、たまにポインターが90度傾いて表示されることがありますが操作感に影響はないです。ただ見た目の違和感がちょっと・・・。一応まだFydeOS(Beta)ということらしいのでバグ報告しとけば今後のアプデで改善してくれることでしょう。
画面閉じたときはしっかり画面OFFになってバッテリー消費及び発熱は完全に抑えられるスリープモードになります!
フォントカスタムは結構幅があって好みのものが選べました。
Bluetoothでスマホとペアリングはできたものの登録後に接続ができない?
ちなみにOSがWindowsじゃないおかげで半/全キーが効かなくてどうやって切り替えたものかと色々探した結果、Ctrl+スペースで日本語入力と半角英数字の切り替えができました。
オフィス系アプリも入れていけば、オフライン作業も問題なく行えるようになるので、Chromebookの弱点だったオンにつながっていないときなにもできないという問題を解決できます。
Office系は結構アプリの容量が大きいし、プライムビデオのDL機能でオフライン視聴できるように溜め込んだりするのも領域取るので、30GBではなく40~50GBにしとけばよかったかなーとちょっと後悔。
Windows10側からの操作で拡張できないかなーと思ったけど無理だった。多分コマンド操作でなら出来そうなんだけど、やったことないので諦め。
FydeOSは公式でサポートされてない機種にも強引に入れることは一応出来るらしいけど、動作保証外なのでドライバ関係で面倒なことになると思われ。入れてみたいと思ったら公式の欄にある機種を拾ってきましょう。
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