2019-07-15 14.10.19
iPhoneを買うときはSIMフリー版や、キャリアのSIMロック解除済み品を買うのが一番なんですが、そこをあえてロック版を買うとメリットもあるのです。

ロック版はSIMの自由が効かないがゆえに5000円~10000円ほど安く入手ができるんです。
そして欲しがるライバルも少ないためヤフオクやメルカリではもっと安く買えることもあります。

当然不自由なので使いにくいのですが、そこを強引に解決してくれるのがSIMロック解除アダプタです。

なんとSIMロックされてるiPhoneのロックを解除してくれるんです。
謎の技術ですが、古くは4S時代から存在しているので歴史は長いです。
大昔に記事にしたこともあります。

さて、今現在SIMロック解除アダプタで検索すると類似品が山のように出てくるのですが、安かったり無名メーカーのだとロック解除が失敗してしまうことも多いので、品選びが大事になってきます。

今回使うのは最新OSにもいち早く対応し、解除対象に日本の全キャリアが並んでいるキングモバイル製のアダプタです。

公式サイトが日本語なのに加えて、サポートも日本語対応、不良品の初期交換や返品対応無料など安心して使える要素が揃っていたのが決め手でした。
価格はアダプター業界の中でも高い2500円なのですが、逆に言えばたったこれだけでSIMフリー化できると考えれば安いもの。

それでは使い方解説へ。

まず事前準備として使いたい他社SIMのAPN情報を設定しましょう。
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iPhoneだとプロファイルで管理されているので下記サイトからSIM会社を選びインストールしましょう。
インストール後はSIMアダプターのセッティングへ。
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SIMトレーをiPhoneから取り外し、アダプターを噛ませます。
非常に薄い素材なので扱いに気をつけましょう。また手の脂がついたりすると作動しないこともあるのでピンセット等で扱うことをオススメします。
セットしたら使いたい他社SIMを上に載せます。
2枚重ねになりますがギリギリ入ります。指でSIM抑えながら差し込み数秒待つと黒背景の画面が出てきます。
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このあとは公式サイトの手順に従いやっていきます。

★TMSI Modeマニュアル設定方法(2019年5月16日16時以降の商品 )★
※商品ご利用前にAPN設定(要WiFi環境)が行われていないと、下記手順で正常に動作いたしません。

1ご利用予定の.SIMカードとアダプタを噛ませて本体に挿入します。
2.黒背景の画面が表示されましたら『Auto al via IMSI/TMSI』を選択します。

3.【本体】のキャリアを選択します。
5S/SE/6/6S/6Plus/6sPlus/7/7PlusのauまたはUQモバイルのiPhoneの場合は『AT&T/AU』、
8/8Plus/X/XsのAUのiPhone(VoLTE端末)の場合は『JP AU i8/X』
SoftbankまたはYモバイルのiPhoneの場合は『JP SoftBank』、
DocomoiPhoneの場合は『JP Docomo』を選択します。
※端末本体のキャリアを選択します。SIMカードのキャリアを選択しない様お気をつけくださいませ。

4.元の画面に戻りましたら、SIMトレイを少し抜きまして再度挿入します。
5.アクティベート画面に移動しますので、アンテナ表示がされましたらwifi接続などiPhoneの指示通り進めて頂きますとホーム画面に戻ります。(要WI-FI環境)

6.電波をキャッチしましたら設定は完了です。
★上記設定後はアップデート/オールリセット(すべてのコンテンツと設定を消去)をせずにご利用くださいませ。


★ICCID設定方法(2019年5月16日16時以降の商品)★
※ICCID設定方法はios12.3にバージョンアップする必要がございます。

※商品ご利用前にAPN設定(要WIFI環境)が行われていないと、下記手順で正常に動作いたしません。
1. ご利用予定の.SIMカードとアダプタを噛ませて本体に挿入します。
2.黒背景の画面が表示されましたら下から2番目にございます、『Perfect Unlock via ICCID』を選択します。

3.次のICCID参数設定(黒背景の画面)で「89014104270225988715」に変更し、送信をタップします。
4.元の画面に戻りましたら、SIMトレイを少し抜きまして再度挿入します。
5.アクティベート画面に移動しますので、アンテナ表示がされましたらwifi接続などiPhoneの指示通り進めて頂きますとホーム画面に戻ります。(要WI-FI環境)
6.電波をキャッチしましたら設定は完了です。

2種類やり方があり、ICCID変更の方が優れているのですが、こちらは認証キーが毎日変更されているらしく、ユーザー側がそれに対応し成功する確率が低いらしいです。

さて、やり方は完全把握したものの成功しませんでした(笑)

パターンを変え幾度もトライしたのですがほぼ全滅。

ほんの一瞬だけ、アンテナ横にSoftbankの表記が出てうぉーと感動したのも束の間、1秒で表示が圏外になりその後何度やっても復帰せずどうしようもないなこれと諦めました。

公式サイト上では対応リストに入ってるので問題ないのですが、使えない以上は返品ですね。
レビュー見ていくと成功報告も近い期間であったから信じたんだが相性が悪かったという可能性もあるのでなんとも言えないところ。

一番有名所がスマートキングで、対抗馬にGPP、続いてその他といった感じでアダプター業界は覇権を争ってる模様なのですが、安易に大手を選んだ私が悪かったのか・・・

他のところのアダプターでそのうちリトライしてみたいところです。

面倒だから普通にシムフリー版買ってしまうか・・・いやでもそれだと負けた気が・・・しかし数時間リトライを繰り返して成功しなかったこの虚しさを再度味わうのはもう嫌だなぁ