2019-06-21 06.03.22
二年ぶりに続きを書こう。

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New3DSのデバッグモードを使用した映像のワイヤレス出力なのだが実際にどこまでできるのかを調べた。

□この機能を使えるハードはNew3DS(LL含む)とNew2DS(LL含む)
基本的には旧型はメモリ不足で無理。フレームレートが安定しないが無印3DSも一応はできるので後述しておく。スクショ目的ならフレームレートあまり関係ないので無理やりに動かすのもありかもしれない。

□映像表示の遅延は10F前後(体感)
有線出力でない弱み。FEやDQのようなコマンドターン式のゲームならば出力映像を見ながらプレイするのもできる。基本的には録画やスクショや配信にのせるために使うと思うのであまり気にしなくていい。

□表示させる映像は20~40FPS程度(回線速度依存)
可能な限りネット回線設定も詰めてみたんだがこの辺が限界っぽい。
auかnuroの光回線を使ってればUDPを変更してわずかに伝送率を上げれる。
5GHz帯を使えれば大きく変わるかもだが、New 3DS ,New 3DS LL のいずれとも,2.4 GHz 帯のみの対応です。
とはいえ3DSのタイトルの多くは30FPSで動かされてるので問題は少ない。

□IPアドレスは固定させておけばいい。
毎回チェックして設定変更するのも大変なので本体設定でIPアドレスは固定にしておくのが吉。

□映像表示させるツールの種類+α
・UWPStreamer
ストア版と、プリコンパイルされたexe版がある。
機能差はあまりない。映像品質を数値変更できるのでなめらかにしたり高画質化したりの微調整が一応できるが基本デフォの75で良いと思われる。(変更すると動作不安定になるので)
OBS互換がほしい場合やWin7ユーザーなどはexe版を使っておけばいい。

・NTR Viewer
ウィンドウサイズの変更ができないので不便。(一応cmd上に手打ちコマンドで出来るが)
ログ表示されるので出力映像のフレームレートチェックに使える。

NTR Input Redirectionと組み合わせてPCにつなげたコントローラーorキーボードなどで3DSの操作が行える。

ほぼ、UWPStreamerの上位互換。ウィンドウ名のところにFPS表示、そして画面レイアウト調整や上下画面の分離もできる。
並列起動可能で検証では5台の映像同時取り込みが行われてる。参考リンク
ほか映像をなめらかにするフレームリミッターのON/OFF切り替え、旧3DSでの動作サポート(HzModで動かす必要あり)、キーボードショートカット(S押すだけでスクショとか)など。
ショートカットキー一覧

ESC:Snickerstreamを閉じます。トレイアイコンを右クリックして[終了]を選択してプログラムを閉じることもできます。上/下矢印:拡大縮小/拡大縮小。左/右矢印:補間設定を変更します。S:スクリーンショットを撮る。ENTER:接続設定画面に戻る。Space:他のスクリーンをポップアップする(フルスクリーンモードでのみ可能)。S / D:ストリーミング品質の増減(Hzモードのみ)

Twix.
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コントローラーやキーボードでの操作に対応し、連打機能もあり。
出力映像をツール内部のアンチエイリアス機能で高画質化ができる。
どのボタンが押されたかを表示できる仮想モード。

・XboxボタンまたはWin + Gでゲームバー起動。
Win10専用の機能。スクショや録画をしたい人はゲームバーの機能を使うとラク。

・録画したらどんなものか?

・音の取り込みは?
3DSのイヤホン端子からオーディオジャックケーブルで引っ張ってライン入力で取り込む。せっかくのワイヤレス出力が有線となってしまうが、偽トロに比べて本体の物理改造や出費を抑えられる利点はあるの。

・デバッグモードが強制終了する条件
3DSの本体設定を開く、再起動した後、DS関連の機能を使用時などに強制終了し、ストリーミング出力ができなくなる。本体の挙動に影響はないが配信ソフトが映像を出さなくなるので3DS本体の再起動を要する。再起動時はデバッグモードオフの状態から開始される。

・無印DSソフトの出力は可能か?
先述のデバッグモード強制終了条件に当てはまるため不可。DSのエミュレーション機能がメモリを圧迫またはシステム切り替えが入るためと思われる。

・実況や録画はどうやる?
ウィンドウ表示されるから配信ソフトなどで指定取り込みすればよい。


個人的な見解としてはSnickerstreamが一番使いやすく多機能でオススメ。
7種のプリセットが用意されており、フレームレート重視、画質重視、両方最高設定など色々環境に合うものを選んで構築できる。

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