空の軌跡　FC

初陣の作品だけあって、荒削りな部分も多少ありますが
それを補う素晴らしきドットクオリティ！

主人公は、様々な依頼を受ける遊撃士と呼ばれる職業という立場から
様々な事件に関わっていくことになります。

BGM・シナリオ・システム、全てが高水準で揃った名作でした。
どんな困難にも決して諦めずに立ち向かうことの大切さ、仲間と協力することの大切さ、人の強さと弱さなど、このゲームから学ぶことが出来ました。
DQやFFとはまた違った、王道RPGです。

剣や服といった装備とはまた異なる、オーブメントという装着システムが特徴的です。
各キャラ固有の特技とは異なり、いわゆる魔法を使えるようにするもので
攻撃重視・回復重視・バランス・補助など様々なカスタマイズをすることが可能で
軌跡シリーズの根幹を成すシステムであり、以降の作品でも引き継がれていくことになります。

街道や村を歩いてるだけでも楽しい、そんなゲーム。
主人公の実家周辺の雰囲気が一番好きですね私は。

空の軌跡　SC

FCの世界観はそのままに、ボリューム大増量で発売。
もう止め時が分からないぐらい続きが気になるストーリー展開。
システムは、ほぼそのままですが、上手く進化させオーブメントシステムは
もちろんのこと、味方キャラクターとの協力攻撃なども導入され
戦闘システムにおいても深く考える必要性が出てきました。

味方キャラは勿論のこと、敵キャラも魅力的で、いらない子はいない！！
別れた家族との再開、ラスダン突入シーンなどは必見ですね。

軌跡シリーズ最高傑作と名高い作品です。私もそう思います。

空の軌跡　3rd

前2作品において大冒険を終えた後の話のためかレベル90からのスタートで、キャラクタのHPは1万を越えており、敵がいきなり数千のダメージを与えてくる。
ボスも当然強いため、ただ闇雲にレベルを上げとけば良いという戦い方では限界も見えてくる。
全滅覚悟での様子見が必要なことが出てくるぐらい難易度も高いといえる。

前2作を通じて冒険を共にしたキャラクタとさらに関係を深めていけるところが最大の魅力。
さらに意外なキャラも仲間入りし、最後まで共に戦ってくれる。


空の軌跡最終作ということで、アーツによる技もここに極まるというべきか
大技とも言える技を組み合わせによっては覚えることが出来る。


3rdはホント仲間との絆を深める作品だと思うんですよね。
こんなに仲間キャラ増やしちゃったら空気な奴が出ちゃうでしょとか思っていましたが
そんな不安をぶち壊してくれる展開が待っているので、空の軌跡の最後にふさわしい
良質な作品だったと思います。

零の軌跡

舞台が別の国になったため、街の雰囲気なんかも鉄道や車、高層ビルなどが
街に並び、現代風になりました。
主人公は新米警察官。支援課という遊撃士に似た仕事を請け負う立場から
様々な事件に関わっていくことになります。
それでもドットで彩られた世界観の美しさは残り、システムもより洗練され
絆イベントと呼ばれる各キャラ別イベントの導入により2週目も新鮮なイベントを
見ることが出来るようになりました。

碧の軌跡

PSP史上最大ボリュームのRPGと銘打って発売されただけあり、
空の軌跡SCに並ぶ、大作だと思います。
ミニゲームやイベントなど過去作品と比べても圧倒的な量が詰め込まれ
零の軌跡から続くストーリーの完結編として申し分なしでした。

語るのが難しいので動画で魅力を知ってほしいです。
http://www.youtube.com/watch?v=AOK_B4BtT40

閃の軌跡

碧の軌跡まで続いてた、ドット表現から一転、
DQ8のような3D世界で舞台は進められます。
過去作品では、重要ながらもほぼ名前でしか語られてこなかった
エレポニア帝国に舞台は移ります。
主人公は士官学校の生徒という立場から、多くの事件に関わっていくことになります。

3D表現とはいえ、前作までをプレイしているとわかるのですが
学校や街並みなど軌跡シリーズを上手く表現されているな～と感心してしまう
美麗な3Dグラフィックでした。

番外編
イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ

名前の通り2作品のキャラがぶつかり合います。
空の軌跡のキャラクターを自由自在に操るのが非常に楽しいです。
操作可能なキャラは「イース」から８キャラ、「空の軌跡」から８キャラ、隠しキャラとして発売前の新作「零の軌跡」から主人公ロイドの計１７キャラ。
名曲含む熱いBGM150曲以上収録とかやりすぎなお祭りゲーです。
他にもイラストやカスタムテーマなど多数収録。
本編以上にオマケがすごいゲームでした。