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最速の反応速度を誇るUFBなどの基板を中心に開発・販売してきたBrook社から満を持して投入されたこのMarsコントローラー。
その使用感や機能などを詳しく解説していこうと思う。

発売から半年ほど経っており最新商品というかは難しいところだが、海外から取り寄せてまで日本で使っているユーザーは少ないため、購入を検討中のユーザーの参考になればと思う。

最初に気になるお値段について説明しておこう。Mars本体の値段は45$。海外からの取り寄せ送料(約1000円)も含めると6000円ほどになり、PS4純正のデュアルショック(6800円)よりほんの少しだけ安い価格となっており、Switchのプロコン(7500円)と比較しても安く両ハードで使えることを考えると、この時点で悪くないコスパを感じる。
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では、本製品のカタログスペックからまずは紹介していこう。

特徴

  • PS4、PS3、ニンテンドースイッチとの互換性。XinputによるPCサポート
  • PS4、PS3、PCは自動切り替え(Switchのみ手動)
  • 交換可能なクロス、ファセット、ディスクdパッド
  • 接続するために使うケーブルは取り外し収納可能
  • ゲームプレイ中の入力遅延ゼロを提供する
  • PS4のタッチパッド機能シミュレート
  • PS4、PS3、任天堂のスイッチとPCでの振動機能のサポート
  • PS4、PS3、Nintendo Switchでのモーションコントロールのサポート
  • PS4のヘッドセットサポート

同梱品

Marsコントローラー本体に加え、10フィート(約3m)の専用microUSBケーブルと、あなたのゲームスタイルに合わせて交換可能なクロス、ファセット、ディスクパッドが含まれています。その他、Brookのロゴシールと4極→3極変換プラグ、すべてが赤い箔の箱に詰め込まれています。

先程SwitchとPS4に対応していることは述べたが、加えてPC(xinput)/PS3にも対応しているので4ハード対応を実現しているコントローラーとなる。
Xbox系に非対応なのは残念なところだが、全く異なる任天堂とSONYのハードに両対応しているMarsは唯一無二のゲームパッドであることに間違いはない。
これに慣れれば、いつでもどのゲームでも使い回せるという点はゲーマーにとってありがたいものであろう。またマルチプレイ用に追加のコントローラーを買い足す必要がなくなるのも良い点である。

Marsコントローラーの特徴として”有線接続のみ”に対応している”点がある。一見デメリットにも思えるがこれはゲーム機本体とボタンの入力信号のやり取りを最速で行い、入力遅延を最小限にするための仕様と考えれば納得もできるだろう。
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加えてワイヤレス非対応であることにより頻繁に接続と切断を行うオフラインでの対戦会や大会などでペアリング解除手続きをしないで済み、電池切れや充電状態を気にせずに済む利点もある。

Marsのボタン配置はPSコントローラーに酷似した形になっているためPS4コンで慣らしたゲーマーならすぐに慣れることができるだろう。その感覚を維持しながらSwitchのゲームを遊びたい場合も移行が楽なはずだ。
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プロコンと比較した場合は左スティックと十字キーの位置が逆になるのでこの点は注意しておきたい。
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ちなみにL2/R2(Switchの場合はLz/Rz)ボタンについてだが、プロコンやPS4コンと同様にMarsでも深度感知できるトリガー式となっている。
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レースゲームなどでは役に立つこの機能だが一部の格闘ゲームキャラに要求されるような連打入力では傷むのが早まるため注意したい。※純正コンもそうだが、バネや針金が内蔵されるトリガー式は高速連打に弱い。

次にPS4のゲームを遊ぶ上で重要度の高いタッチパッドだが、マーズに搭載されているものは単純に押す場合は中央クリック機能しかなく、左側を押しても左クリック機能などにはならない。ストVなどを例に出すと画面端指定でのリセット機能などが使えない。
これだけ見ると欠陥だが、ちゃんと対策も用意されている。
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右スティックと同時あるいはタッチパッドを押しながら入力することで、左右でのクリックを可能としている。純正のPS4コンより若干利便性は落ちるが近い機能を工夫しながら取り入れてくれているところは面白いと評価したい。
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スティック部分については純正PS4コンより若干小さめ。形状は似てるが中央は凹んでいる。
大きさの差は僅かなため愛用の保護アタッチメントも流用できた。スティックの入力感覚については純正コンと同様レベルで差は感じられないので違和感なく操作できた。
ボタン配置が純正と同様なのもあって触っていきなり複雑な操作要求されるコンボもな難なく行えた。スティックは純正コン同様、押し込み式になっており押し込むことでL3.R3の入力が行える。
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両サイドの手で握るところはゴムグリップになっておりブレない操作性を再現させてくれるのもグッドポイント。

最後にMarsの目玉でもある交換できる3種のDパッドについてだがXboxOneのエリコンなどでも既に取り入れられておりその流れを汲んでいると思われる。
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クロスは一般的な十字キーである。私はスティックの方で主に格ゲーやアクションゲームをすることが多いのであまり使わないがレビューのためにしっかり使ってみた。
感想としては斜めが若干入りにくく、やや硬い印象を受けた。クロスというより軸の問題かな。
初期不良やパワーの強い海外勢向けへの仕様かなと思ったら海外レビューでも似たようなことが書いてあった。
加えて十字キー自体が少し小さいのか指で押せる面積が少ないので普通のコントローラーよりも少し強めの入力を意識する必要がありそうだ。
↑→↓←の入力はあまり違和感なくできたので斜めを多用するゲームでなければクロスのままでも問題なく使えると思われる。

続いてファセットとディスクパッドも試してみた。こちらに関しては今までのゲーム人生の中でも初の入力感覚であるため若干戸惑ったが、数時間も練習しているとだいぶ慣れ3日も練習するとだいぶに手に馴染んできた。

ファセットはクロスと違ってDパッド全体を親指で押せるのでさきほど問題だった斜め入力に関して、あまり力を入れずに行え、回転や一回転コマンドなどもクロスよりも早い入力が可能だった。アクションゲームや回転コマンドの多い格闘ゲームなどをやる場合はこちらをオススメしたい。こちらのデメリットは逆に斜めと縦横の入力の境目が分かりにくくなるので正確な入力を行いたいときにミスが起きやすいと感じたが練度で充分にカバーできる範囲でもある。
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ディスクパッドはファセットに似ているが、こちらは斜めに溝が付けられており、横入力のしやすさを維持しながら、斜め入力もやりやすくしている。クロスとファセットの良いとこ取りといったところ。デメリットは特にないので安定志向ならこれを装着していくのを推奨したい。

イヤホンジャックは4極プラグなのでPS4やiPhone付属のマイク付きイヤホンを持ってれば付随しているマイク機能も有効に使うことができ、配信やボイスチャットなどをすることもできる。3極(マイク機能なし)のヘッドフォンやイヤホンを使う場合は故障防止の為、付属の変換プラグを使って接続しよう。

総評
十字キーの軸の硬さにやや癖があるがそれ以外は高水準に機能もまとまっていおり使いやすさを追求したデザインとなっている。
PS純正コンに近い操作感覚でSwitchを遊びたい、あるいは無線接続トラブルを避けるために有線限定コンを使いたいといった方には特にオススメだろう。
送料を加味しても値段が純正品よりも安いので良いものを安く手に入れたい節約志向の私にはかなりツボに来るコントローラーだった。

Switchでもテストしたかったのですが残念ながら現在所持していないので参考リンクを
■Brook Mars Wired Controller紹介・感想(下)
スプラトゥーンなどでの使用感をとてもわかりやすくまとめてくれています。

入力遅延ゼロを謳っているだけに比較テストなどしてみたかったのですが、分解と手間のかかる準備を必要とするのでまたの機会に。そのうちMarsと最強低速遅延基板BrookUFBなとどの入力遅延比較を試して見ようと思います。お楽しみに!

今回紹介したBrook Mars Wired Controllerは、現在下記サイトで購入可能です。


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