[レビュー]スタイリッシュなUMPC 「OneMix2S サクラカラー」 : 魔王の引き出し

久しぶりのUMPC。数年前に買ったGPDPocket以来です。

定価は約9万で公式の値下げなどもないので基本的にはお高いONEMIX2S。

たまたまメルカリで安く出されてたのと、ブログの紹介コード使ってくれた読者のおかげで溜まってたポイントがあったので思い切って買ってみました。

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53000円に2600ポイント消費して約5万でゲット。

箱なし中古ですが、そこそこ状態良好で別売りのペン付属だったのでまずまずのお得度でしょう。

ONEMIXシリーズの2世代目である2Sのスペックはこんな感じ。

正式なカラー名称はサクラピンクですが、実物を見てみると公式画像ほど強いピンク色ではありませんでした。

iPhoneのローズゴールドとほぼ同じ色なのでメンズが使ってもギリギリ許されるのではないでしょうか。メタリックロゼのDSliteよりはちょっとだけ濃いめです。サクラピンクではなくサクラカラーと言い張っていきます。

この機種ならではの特徴をまずは解説。

タッチ操作ペン操作対応の液晶横のベゼル部分には、ペンを置けるようにマグネットが仕込まれています。2048段階筆圧検知に対応した純正タッチペンはOneMixを買うなら是非とも揃えておきたいところ。

ヒンジの可動範囲は限界まで曲がるのでスタンドスタイルで動画視聴を楽しんだり

タブレットスタイルで使うことも出来ます。

このYOGA機構は全ノートPCに実装して欲しい機能だと私は思ってるのでがコストや耐久性の面から中々難しいらしい。

右側面には3.5mmヘッドフォン兼マイクとMicroSDスロット、リセットスイッチ、USB 3.0（Type-C、PD充電対応）、Micro HDMIポート、USB 3.0ポート、電源ランプが全て一纏めに配置されています。

PD対応なのがありがたいですね。スマホのと充電器を併用することが出来るのでパソコンを持ち運ぶ上でネックだったACアダプターを持ち歩くことなく外出運用できます。

起動はPCIeのSSDなので爆速。eMMCだったGPDPocketとは雲泥の差です。

UMPCでのSSDはそのサイズから発熱が問題視されていたのですが、OneMixはそこをクリアした上で実装してくれています。eMMCと比較した時のデメリットは電池消費がやや加速するのと、本体価格が跳ね上がることだけでしょう。

英字キーボードだったので半角/全角ボタンが無く、日本語入力どうしようと戸惑いましたが「Alt+～」で切り替えできると分かり一安心。１つのキーで切り替えたい気もするのでそのうちレジストリを書き換えてしまおう。

指紋認証センサーが搭載しており起動時のログインを登録した指でなぞるだけで済ませられるのはちょっと感動しました（指紋認証自体は昔からあるけどセンサー付いたPCを買うのは初めてだったので）

本体設定を進めていくとWi-Fiを選ぶ項目にいくのだが、なぜか自宅のWi-Fiが一覧に現れない！？

前所有者がWindows10の標準機能での初期化を試したせいか？

とりあえずOnemix販売元の公式サイトからWi-Fi用のintelドライバーを落として適用してみた。

しかし適用後に再起動してもWi-Fiは見つからず・・・

内部のアンテナが壊れてるのかと思いきや色々試していくとintelの公式サイト経由で最新ドライバーを適用することで解決した。

初期化するとWi-Fi周りのドライバがおかしくなるという報告も見つけたので同症状に困ってる方は試してみましょう。

このドライバ周りの症状を治すのに一日使ってしまったので今日はここまで・・・

後継機の3Sが先日発売しましたがあちらは一回り大きくなってしまい持ち運びやすさが少し落ちました。どちらにも需要があるという考えのもと2Sと3Sは併売する形で生産を続けていくそうなので、いま2Sを買っても型落ちという印象はありません。（サクラに至っては半年前に出たばかりですし）

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魔王の引き出し