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Vol.2を読んでしまうと7まで読んでその後の8,9も読んで行く流れになりそうなので悩んだが、最近アニメを見る頻度がガタ落ちして時間は余るようになったので読んでくことにした。

前回の記事

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Vol.2ではVol.1にはなかった作品4つが収録されている。
 前回、感想書き終えたあとに思ったけど、序章だけで面白い・つまらないを判断するのは難しいというかもったいない。起承転結の起でぶつ切りされてしまってるので、読み終わったあとに作品紹介ページのあらすじ読んで「えっ?そーいう流れになるの?」と驚いたりもした。あらすじだって簡単な流れしか説明してないはずなのに試読版だとそこまで行かないことも多々ある模様。
 なのでキリのいいところまで味見し続きが気になったものは、なろう版でちょっとだけ続きを読んで見てから感想を書いていってみる。なろう版読むまでの興味を抱けなかった作品についてはスマヌ・・・・


『予言の経済学 1 巫女姫と転生商人の異世界災害対策』 著:のらふくろう/装画:七和禮
 経済学部の院生から行商人の子に転生した主人公が異世界のしきたりに翻弄されながらも現代知識を駆使して王国で奔走していくお話。転生モノにありがちな記憶引き継ぎタイプですが、わりと早く大人に近い学院生になるので幼少期編はほぼない。経済とか商売系の話を読むのは結構好きなんですが主人公が露骨なまでに計算高いタイプなので、そこを好きになれるかなれないかで良し悪しの判断が別れると思われ。多分、漫画だと面白いタイプなのだが小説で読む分には主人公を好きになれなかった点が尾を引いて、なろうで続きを読むまでに踏み切ることができなかった。

『無色騎士の英雄譚』 著:浦賀やまみち/装画:ヤマウチシズ

事故で命を落とし、三十代ニートが異世界に転生し活躍してくお話。試読版に収録されている範囲だとエピローグが長すぎて活躍する場面まではいけなかったの英雄エピソードを垣間見ることは叶わなかった。転生後はイケメンの若者になって能力もそこそこの努力家になるというスタンダードな転生モノ。お試し読みではなにもつかめなかったのでなろう版で2章まで読んだ。しかし、う~ん受け付けず。話の作り方とかは良いんですが主人公の名前(ニート)がチラつくたびに緊張感が薄れてしまうのでここを許容できないと読み続けるのは難しいなと。惜しい作品だった。

『ゲーム実況による攻略と逆襲の異世界神戦記』 著:かすがまる/装画:海鼠
ゲーム実況者視点と、ゲーム内キャラ視点を交互に展開していくんだけども面白さをどこにも見いだせなかった。なろう版で一区切りするまで読んだけどシリアスとコメディの表裏一体感を多分楽しんでくんだろうというのは伝わってきた。ただシリアス展開を茶化すような実況者視点にも見えてしまいあまり楽しめなかった。この設定だからこその面白みもずっと先にあるのかもしれないがそこに至るまで読み進められなかった。

『ダンジョン・スクールデスゲーム』 著:スフレ/装画:米山舞
高校入学初日、異世界に送り込まれ迷宮攻略を強制される。スクールと名のついてるとおり主人公だけでなく学校単位での転移から物語は始まっていく。
各人に授けられたスキルやレベルを育てながら異世界ダンジョン百階層の攻略を目指すぞ的なSAO系なストーリー。主人公が男は見捨てつつも女の子をちゃっかり救うところなんてまさにキリトくん・・・。
私があと5年若ければ素直に楽しめたがデスゲーム無双系はもうお腹いっぱいなので見送り

Vol.2では気になるものは特に無かったので書籍購入にまでは踏み切れず・・・
Vol.3では趣味に合うものが見つかるといいな。大人テイストの厨ニ心くすぐる作品を私は求めてる