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グラマス到達してからかな。それに伴う気持ちの落ち着きはあるけど、ちゃんと継続して知識を増やし技術も磨いてるのになぜか最近オフでもオンでも勝率がふるわない。


エドはまだまだ未熟だからひとまずおいておくとしても、ベガでも勝てないことが多い。
周りが上達している、自分の調子がたまたま悪いなどもあるが、そんなの関係ないところで負けているのではと珍しくリプレイを振り返ってみた。

すると分かることがある。
「こいつ、ダブルニーとスラと無茶な連携ばっかじゃねえかwグラマスの動きじゃないなこれはw」と苦笑いが出た。

いやもちろんそれだけじゃないんだけども、普通のベガに比べて異常なほどに多い。

なぜこうも極端なプレイになってるのかを改めて考えると、プレイスタイルの根幹に最近根付き始めている「ベガの打撃の読み合いから逃げるな!向き合って戦わないやつは許さん!」という意思が動きをおかしくして勝率を不安定にしていた。

ストVの固めってのはどんなに強くても一回ガードしてバクステ、+2以下ならガードせずにバクステで、だいたい防げたり安く済ませたりできる。
普通のキャラはこの手の安定逃げ対策が、隙間を狭くしたり打撃のタイミングをずらしたりするぐらいしかできなくて、”バクステ後の相手キャラに対するお仕置き”ができないんだけどもベガはダブルニーをぶっこむとダメージも取れて状況も良いバクステ狩りができる。そしてガードされても-2Fなので確定反撃はない。

一見強いんだけども、バクステ以外には当然負けやすい。ジャンプだったらフルコンだし、ガードされてたら逆択もできない不利F密着で実は大ピンチ。
もちろん要所要所の一点読みで使う価値はあるんだけども、読み負けする確率のほうが高いんだからハイリスクだろという話。

これは一例であって他の場面でもわざと連携に隙間を開けて遅らせ暴れを狩ったりと安定を行動を許しません的な動きをやたら多用してた。ゴリラを超えたゴジラムーブといってもいいだろう。

たしかに、どれも必要な動きではあるけど多用していては安定性がなくなっていく武器ばかり。

しっかりその場受け身に技を重ねて、後ろ受け身で逃げるぐらいは許してあげてもいいじゃない。
連携をバクステ逃げされてもライン上がるからいいじゃない。

という優しさを大切にする気持ちをここ数ヶ月忘れていた。

あと端の維持だね。ベガのコンボは横に運べるのに画面端から相手を逃すことが多かった。
せっかくVリバが遅くなって立強Kに確定を取られなくなったんだからもっとこっちを軸にしてアックスとブラストは控えめにすべき。前投げ後もVゲージ溜まってるやつにアックスや大Pを打たない、バージョン変わったときはこういうの大事って自分で言ってたんだけど脳から抜け落ちていた。

そして端でも中央でも無理に触りに行く必要もない。どうせ飛んでくるんだからアッパーに指を置いておくかヘルアタ準備の気構えでいればいい。
勝率最高潮だった頃は、スタンリーチの相手に回復させないよう時々立中Kでこずくだけでジリジリやる大人の動きとかやってたんだけど、そういうのをすっかり忘れて近頃は欲望に満ちた無茶なアックスや前ステばかりが増えていた。

ハイリスク択なんてやんなくても勝てる。安定択でもリターンの高い動きはあるのだから無理はしない。

この2つを思い出した今、勝率は右上がりしていくことであろう。
今はジャングラや必殺技グラもなくなって、単純な投げでもしっかり崩しとして強いし原点に立ち返ろうと思う。