色はスライムコラボモデルも含め5色展開。
値段は純正パッドであるDS4（約7000円）の半額である3500円程度とお得感ある安さです。

スライムモデルが欲しかったのですがタイミング悪く品切れだったので青色をチョイスしてみました。

純正パッドと比較していくとグリップがないのが大きな違いです。握り心地としてはスーファミパッドなどに近い感じです。
接続方法は有線接続のみですのでBluetoothによるワイヤレス接続はできません。しかし、コードは約3mの長さなので届かなくて困るということはまずないでしょうから安心して使えますね。
また有線接続にはメリットも有り、電池切れの心配もなく、バッテリーを搭載していないことで120gという軽量さを実現させることにつながっています。

今までHoriが出していたファイティングコマンダーなどは側面ボタンが2つになっておりボタン配置が純正品と大きく異なっていましたが、このワイヤードコントローラーはかなり純正パッドに近い配置となっているので同じ操作感で使うことが出来ます。
とは言え全く同じではないので相違点と感じたところも書いておきます。

まずボタンとスティックは配置は似ていますが一回り小さくなっています。
細かな違いとして浮きも異なっており、○×■▲ボタンはワイヤードの方が少し高めになっている。十字キーは逆に低めとなっている。
この点は欠点でも利点でもないのですぐに慣れて問題ないと思われます。

L1.R1はほぼ同じだがL2.R2はトリガー式ではなくなっているので深度操作（レースゲーのアクセルなど）を要求されるゲームではちょっと使いにくい可能性があるかも。深度操作が出来ないわけではないので結局は慣れだがレースゲー目的で購入する場合は最初は戸惑うことを覚悟しておく必要がある。

素材感の違いとして大きく異なっているのがスティック部分。
純正パッドではラバー加工のような仕様になっているが、ワイヤードコンのスティック部分は完全プラスチック仕様になっています。指になじまない硬さであるため激しい操作や長時間プレイで指にかかる負担が大きと思われます。

個人的にはこのスティック部分のパーツが唯一の欠点かなと思います。しかし、純正パッド向けのゴムラバーなどを付けて対策すると良い感じになります。
私が以前購入したものはほんの少し隙間が出来るものの問題なく使えました。
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また、このスティックは押し込み動作をすることが可能なのでL3/R3の入力も可能なっています。

中央上部にあるのは純正パッドと同じくタッチパッドボタン。ただしクリック操作しかできない。
左右クリックやドラッグ、タッチイン/アウトなどの操作を再現するのは中央下部にあるTP（タッチパッドモード）ボタンを使うことで再現可能だ。
当然純正パッドより操作感は若干劣るが同等の機能を工夫して再現させてくれている点は評価したい。

PCに繋げた際はDirectInputタイプのコントローラーとして認識されます。L3/R3/タッチパッドなども含め14ボタン搭載のコントローラーとして使うことが出来るので多くのゲームで役に立ちそうです。

オフラインでマルチプレイできるように追加のコントローラーが欲しくて買ったのですが、中々に良い品でした。純正パッドの半額でありながらタッチパッド搭載、スティック付き、PS4&PCで使えると今までにない便利さ溢れるコントローラーでした。