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レバーを取り外しできるようにするアケコン部品を取り寄せてみました。
参考:

このTheLinkを使うには、ボタン交換やレバー交換といった作業から、またさらに踏み込んでレバー自体の分解作業が必要になります。
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アケコンからのレバーの取り外し方法などは過去記事を参考にしていただくとして、
参考;

まずはレバー表面についてる4箇所のネジを外しちゃいましょう。
そうすると鉄板が取れるようになります。
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次に裏面を見てみると、4箇所の黒い爪が見えます。
手で抑えながら優しく取り外していきましょう。
私は両手を使って2箇所づつ外していったらうまくいきました。
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透明のパーツを取ったら、カチカチというスイッチ部分がするりと抜けます。
ここまで5分ぐらいなのでさして難しい作業ではありません。
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最後にレバーシャフト先端についている金属片の欠けた月のような部品を取り外します。
爪楊枝などを内側の隙間から通してテコの原理で外すと簡単にとれます。
再度取り付けて使うので変形しないように注意しましょう。
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金属片を取ると、シャフトに使われているパーツが全て取り外せるようになります。
表面の白いパーツにはグリスが塗られています。
やったことはなかったんですが、レバーの調子が悪くなったときなど、ここにグリスをさすんでしょう。
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もとのシャフトレバーを取り除き、The Linkのシャフトと交換します。
交換後は分解と逆の作業で全てのパーツを取り付け直していきます。
シャフト以外のパーツは全て使いますので分解時に誤って捨てたりしないようにしましょう。
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どんな感じで使えるのかは、伊織くんがツイッター動画でアップしてくれたのでこちらを参考に。



アケコンの蓋が開けられるタイプだと取り外した部分を収納できるので便利そうですね。
3万コン、Atrox、TE2、TE2+など。

取り外した後は、ポッケに入れるのもいいですが、邪魔になったりもするので専用のネックストラップを一緒に買っておくと便利かもしれません。
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レバーの軸と同じような作りのものがついており、取り外したレバーとジョイントできます。

今回は三和レバーに取り付けてみましたが、このThe Linkは隼(HAYABUSA)レバーとも互換性があるので、隼ユーザーも使うことが可能です。
セイミツレバーとの互換性なしですが、”セイミツ専用のThe Link”が出ているのでそちらを買えばお問題ありません。

レバーを取り外すことでアケコンを持ち運ぶ際にレバーの部分に神経を使わずに済むので遠征や対戦会などに自分のアケコンをよく持ち込むような人にはうってつけの商品ですね。
レバーの高さの部分を考慮して厚いスーツケースなど使っていた方もこれを使えば、リュックやカバンなどに収まりやすくなるかも。

欠点としては、取り外し機構のおかげでレバーシャフトカバーが使えなくなるので手触りが多少変わることぐらいかな?
取り外し機構のお陰で太くなったとはいえ、この太さはレバーシャフトを使っているときと大して変わらないものなのですぐに慣れると思います。
また、元のパーツとだいたい同じものを使ってるので操作感の部分もあまり変わらないと思います。

次回の記事になるかはわかりませんが、セイミツレバーと隼レバーの分解解説もそのうち書いてみようと思います。
(セイミツは元のパーツで取り外して使わなくなる部品が多くて結構操作感が変わりそうなので要注意かもしれません。これが良いのか悪いのかはまだ使い込んでないので今は分かりません)